ハイフ(HIFU)に関して現状
ハイフの取り扱いについて、実際のルールはどのようになっているのでしょうか。 なぜ問題になっているのか、その危険性について実例写真付きでご説明します。
エステサロンでハイフは使えるのか
まず始めに、ハイフ(HIFU)は医療行為のためエステサロンでは使用することが出来ません。最近禁止になったのではなく、元々ハイフは医療行為とされ、エステサロンでは使えないものでした。セルフエステの普及も相まって、2019年以降からエステサロンでハイフの施術をした消費者からの「やけど」や「麻痺」などの被害が表面化し、消費者センターや日本エステティック協会などがエステでのハイフ取り扱いを問題視しています。
ハイフはなぜリスクがある?
ハイフは超音波を1点に集めて高温を発生させる施術です。1点に集中させるため痛みが生じやすく、やけどなどのリスクが非常に高いのが難点でした。
ハイフでやけどや麻痺などの被害が生じる理由に、施術者の知識不足だけでなくマシン側の問題もありました。下記の写真で確認しましょう。
1列に10連射するタイプのハイフを照射した結果です。白く盛り上がった箇所が熱が加わった部分になります。矢印で示した部分が大きく盛り上がっていることが確認できます
これは内部のシリンダーが故障したハイフです。内部のシリンダーが故障し詰まると、同じ箇所に何度も照射してしまいます。これがやけどなどの被害に繋がってきました。耐久性の無い機械はこのような危険性が非常に高いということが、エステサロンに認識していただきたい問題です。
今後エステサロンのハイフはどうなる?
エステサロンでハイフを使用しているという現状が表面化しているため、お店に調査が入る可能性があります。つまり、現在使用しているハイフマシンが今後使えなくなる可能性があります。現在も多くの業務用美容機器の見本市ではハイフの出品を制限しており、購入出来る機会も多くありません。
“日本エステティック振興協議会、日本エステティック協会、日本エステティック業協会、日本エステティック工業会、日本エステティック機構など、国内のエステティック主要団体では、HIFU施術禁止の注意喚起を会員に対して行っています。これを受けて、ビューティ―ワールド ジャパンでは、会場内において当該機器は医療機関関係者にのみ販売可能としております。”
日本エステティック振興協議会は2023年8月30日にHIFU ・ハイフ(高密度焦点式超音波)機器販売・施術の禁止及び、 景品表示法・特定商取引法違反の恐れがある広告表記禁止のお願いという通知文を発信されました。これは厚生労働省が2023年3月に発行したHIFU に関する監視指導の徹底についてに基づいた対応となります。
上記をうけ、ホットペッパービューティーでは2023年12月より美容サロンのハイフのメニュー掲載禁止になり、サロンは広告を出すことができなくなります。今後ハイフの導入はエステサロンでは出来なくなったといっても過言ではありません。
エステサロンでハイフを導入したいなら?
ハイフは集客力も高く、客単価も高いため導入したいエステサロンが多いのが現状です。フェイシャルであればリフトアップ効果が非常に高く、ボディにおいても痩身効果が高いため、2023年までのホットペッパービューティーの検索ランキングでも常に上位にいます。
コラム執筆2023年9月現在、エステサロンの施術も時短ブームがきています。短い施術時間で効果を出す事が求められており、やはりハイフは魅力的なメニューであることは間違いありません。
そこで美ガーデンではリスクのあるハイフ(HIFU)ではなく、ハイフの効果を超えられる新しい技術の開発をいたしました。それが蓄熱式超音波といい、美ガーデン独自の技術です。他社の製造でこの技術を搭載したマシンはありません。
従来のハイフ(高密度焦点式超音波)と美ガーデンが開発した次世代ハイフ(蓄熱式超音波)の違い
美容施術装置の制御システムの特許を持つ美ガーデンがエステサロンでもハイフの高い効果を安全に提供できるようにするため開発したものが蓄熱式超音波です。
従来のハイフ(高密度焦点式超音波)と美ガーデンが開発した次世代ハイフ(蓄熱式超音波)は何が違うのでしょうか。
従来のハイフと蓄熱式超音波の違いは下記の通りです。
従来のハイフ 高密度焦点式超音波 |
美ガーデン独自技術 蓄熱式超音波 |
---|---|
1点に熱が集中するため、痛みが生じる | 熱が内部で柔らかく広がるため痛みが少ない |
縦長の照射面で肌に密着しづらい | 丸い照射面で肌に密着して安全 |
内部のシリンダーが故障してしまうと、同じ場所を連続で照射してしまい危険 | 動かしながら照射すればやけどのリスクが無い |
1点集中で強い熱ダメージを与えるため、重ね打ちするとやけどする | 柔らかく熱ダメージを与えるので重ね打ちしてもやけどのリスクが無い |
痛みやリスクが無いだけでなく、時短化や即効果など、エステサロンや消費者にとって嬉しい性能も蓄熱式超音波には持ち合わせています。
従来のハイフ 高密度焦点式超音波 |
美ガーデン独自技術 蓄熱式超音波 |
---|---|
照射1回あたりの範囲が狭い | 照射1回あたりの範囲が広い |
照射スピードが遅い | 照射スピードが早い |
まんべんなく照射する(効果を出す)のにテクニックが必要になる | ハンドピースを動かすだけで誰が施術しても効果を感じられる |
ショット数をたくさん打たないと効果を感じられない | たった200ショットでも効果が感じられる |
美ガーデンの蓄熱式超音波を搭載したFORTUNA FISUL、FORTUNA FISUL PROを体験したサロンオーナー様からも、その場で「顔が変わった!」というお声を皆様より頂戴します。
蓄熱式超音波はフェイスラインに沿って動かす簡単操作で施術ができます。
次世代ハイフならエステサロンでも使える?
結論から言うと、美ガーデンの技術である蓄熱式超音波を使った次世代ハイフはエステサロンでも使用することができます。蓄熱式超音波は美ガーデン独自の技術です。
次世代ハイフ(蓄熱式超音波)がエステサロンでも導入できる理由としては、
①規制対象ではない
蓄熱式超音波は、規制されている高密度焦点式超音波とはまったくの別物です。
②保険適用可能
ハイフは各種保険の対象外だが、FORTUNA FISULとFORTUNA FISUL PROは保険が適用可能です。
③高い安全性
美容施術装置の制御システムの特許を持つ美ガーデンと提携医師が共同開発した、被害件数ゼロ件の安全なマシンです。
④見本市でも承認
ビューティーワールドジャパンなど、医療機器でないハイフの出品が規制されてる見本市にも出品を認められた実績があります。
以上の通り蓄熱式超音波なら、エステサロンでもハイフのように集客力が高く、高単価で提供できる施術です。
FORTUNA FISUL PROを導入したサロン様ご紹介
こちらでは、ハイフに対する規制が厳しくなった後の2022年に、美ガーデンが開発した蓄熱式超音波マシンを導入したサロン様を導入理由と共にご紹介します。
EiGHTiST様
オーナー様が以前勤めていたサロンで美ガーデンが製造した蓄熱式超音波マシンを使用され、リスクの無さと効果をご実感されていました。そのご縁もあって、ご自身で開業されるサロンに美ガーデンのFORTUNA FISUL PROをご検討。サロンのお客様にも効果をご実感いただいていると好評です。
&by様
展示会でFORTUNA FISUL PROの効果をその場でオーナー様、スタッフ様揃って効果をご実感され導入をご検討。ハイフが規制されている件に関してもご存知でいらっしゃったので、蓄熱式超音波の安全性をご確認いただいた上で導入いただきました。サロン仲間様にもFORTUNA FISUL PROをご紹介くださっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。なぜエステサロンのハイフが危険と言われてしまった理由もお分かりいただけたかと思います。
蓄熱式超音波の開発技術は美ガーデン独自のものになります。次世代ハイフとも言われている蓄熱式超音波は購入だけでなく、レンタルでも導入が可能です。気になったサロンオーナー様、ぜひマシンの安全性、効果を一度ご体験してみてはいかがでしょうか。